世にも奇妙な生物
先日、インド・アッサム州にある村で、奇妙な動物が産まれたと話題になっている。
その動物というのがこちら。
なんと、目をひとつしか持たないヤギが産まれたというのだ!
なにか全てを見透かすような目をしている。
パッと見不気味に見えるこのヤギだが、じっと見ているとなんだか愛着が湧いてくる。
「すぐ死んでしまうだろう」
目がひとつの胎児が生まれるのは、単眼症(サイクロピア)という先天奇形の一種である。母親の子宮の中で、左脳と右脳が分かれなかった時に発症するもので、生まれてから数日で死んでしまうことが多い。ヤギ以外の動物でも単眼症は確認されている。
獣医は「このヤギもすぐに死んでしまうだろう」と思っていたようだ。しかしそんな予想を裏切り、なんと、今も元気に生きているのだという!
飼い主のムクリさんは、このヤギはなにか神からのお告げに違いない、幸運を家庭にもたらすだろうと信じ、大切に育てているようだ。ちなみに、普通のヤギと同じエサを与えている。
このヤギのニュースはすぐに村周辺に伝わり、多くの人が単眼のヤギを見るために村を訪れたという。さらに、神聖な存在としてこのヤギを崇拝する村人もでてきたようだ。
ムクリさんは「この赤ちゃんヤギが私たちを有名にしてくれて、とても幸せだ」と語っている。
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