衝撃的な見た目
今年の四月、衝撃的な見た目をしたブタが発見された。その写真がこちらである。
本当にブタ!?体中が岩で覆われているようで、我々の知る一般的なブタには到底見えない…
実はこのブタ「チェリー・ブロッサム」は疥癬(かいせん)という皮膚の病気を発症しているため、このような見た目になっている。
チェリーの病気がここまで進行していたのは、ひどい過密状態の牧場に生まれ、汚い状況で放置されていたからである。病気が酷くなっても、手当てをする人は誰もいなかった。
そんなときにSRS(セールランチサンクチュアリ)という団体に保護された。そして、彼らは寄付金を募り、チェリーの病気の治療を始めた。
それでは、チェリーが回復していく様子を見ていこう。
数日後
少しきれいになり、よく見るブタっぽい色になってきている。しかし、まだ最初の写真に見られる、ひび割れのようなものが見える。
クリームを塗って治療。果たしてチェリーはきれいになるのだろうか?
1週間後
かなりきれいになっている!保護された当初はあまり目が開かなかったようだが、すこしずつ開くようになってきた。
2週間後
とてもリラックスしているチェリー。病気の影響はもうなさそうだ。
保護当時の写真と4週間経過した後のビフォー・アフター
病気の面影は完全に消え、普通のブタの見た目になっている!この写真を見れば、どのくらい変化したか一目瞭然である。
チェリーが無事元気になってよかった。最初の状態からまさか、これほどきれいになるとは…
環境が悪い状況に置かれ、放置されている動物はチェリーだけではないはずだ。動物を飼育したり繁殖させたりする際には、チェリーのような動物が増えないように気をつけなければならない。
許諾元: Sale Ranch Sanctuary