ドバイで『性交渉』をしたとして日本人が有罪に!
ドバイにて日本人の41歳男性と28歳女性のカップルが逮捕され有罪になる事件が起きた。その理由が、、、
ビーチの側でカーセックスしていたからだという。
どうしてカーセックスしていたと疑われて有罪になったのだろうか?
イスラム教では婚前の性交渉が禁止されている
イスラム教徒の多いドバイでは、イスラム法に基づいた刑法が施行されている。
イスラム教では、結婚していない男女が性交渉することが禁じられており、たとえ外国人であってもこの刑法が適用される。この日本人カップルは結婚していないために、有罪判決が下ってしまったのだ。
二人はセックスしていないと容疑を否認しており、通報されたとき服を脱いでいたのは、セックスするためではなく、酒に酔っ払ってお腹が痛くなったのを緩和するためだったと供述している。
腹部が痛くなったから服を脱いだというのは若干くるしい言い訳のような、、、むしろ腹痛なら温めません?と思ってしまう筆者である。
二人は裁判所から婚外性交渉と飲酒の罪で、執行猶予付きの禁固1ヶ月、罰金2,000ディルハム(日本円で約60,000円)の判決が下り、強制送還された。二人は上訴し、上級審が9月に行われる予定だという。
自分がイスラム教徒でなくともイスラム教に基づいた刑法が施行されているドバイで、性交渉と間違われるような行為をしてしまったことは、反省せざるを得ないのかもしれない。
ちなみにアラブ首長国連邦では、結婚していないカップルがホテルの同室に寝ることも法律では禁止されている。ドバイでの規制は緩やかなものらしいが、地域によっては絶対禁止のところもあるようなので、カップルでアラブ首長国連邦へ旅行をする際には注意しなければならない。
文化を知らないせいで有罪になってしまわないよう、異国の地へ旅をするときには十分注意しようと思う筆者であった。
参照元:GULF NEWS