【衝撃】世界で初めて野良猫に噛まれた人が死亡する事例が発生、、

健康

猫に噛まれて…

先日、猫に噛まれた女性が死亡したと厚労省が発表した。なぜ噛まれただけで死亡したのか?それは「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染したからである。

SFTSは本来、ウイルスを保有しているマダニに噛まれることで発症する感染症。致死率は10-30%と決して低くない。そんな感染症であるSFTSが、直接マダニに噛まれていなくても発症する可能性があるということがわかった。

感染した女性はマダニに噛まれた痕跡はなかったが、猫に噛まれた痕跡があったため、その猫から女性がSFTSに感染したとされている。厚労省は「SFTSを発症した猫や犬の体液などから人が感染する可能性がある。」と述べた。

とはいっても普通に猫を飼っている人はそこまで心配する必要はないそうだ。「今回、感染経路となったと考えられる猫は体調不良の野良猫で、屋内で暮らしている飼い猫がSFTSに感染することは少ないので、過剰に反応する必要は無い」と大臣はコメントした。

しかし、哺乳類からの感染という事例は初めてで、それが身近な猫からの感染だというので不安に思う人も多いだろう。海外の大手ニュースサイトも注意を喚起している。

まさか猫に噛まれて死ぬことがあるとは思ってもいなかった。「ちょっと噛まれただけだし平気だろう」と思ってそのまま過ごしていたら、実は感染していた…とはなりたくない。

対策としては、かわいい野良猫を見つけても安易に近づかない、自分のペットでも過剰な触れ合いは避けるといった方法が挙げられている。また、ペットの猫が体調不良の場合には、専門医に見てもらおう。

もちろん全ての野良猫が感染しているわけではなく、猫自体には何の罪もないわけだが…少しでも自分の飼い猫や体自体に異変を感じたら病院に行くべきだろう。

参照元:厚生労働省HP1234

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akt

気軽に生きていたいけど、そうできないタイプの学生。最近の悩みは二日後に筋肉痛が来ること。

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