手術のために目の検査をしたら、そこにはなんと…
「コンタクトレンズをつけたまま寝ると、目の裏にいってしまう!」これはよく聞く話である。厳密にいうと、目の構造上、完全に目の裏にいってしまうことは無いのだが、実際、コンタクトレンズが目の奥に入り込んでしまって焦った!という経験がある人もいるのではないだろうか?
そんなあなたの経験をものともしないような衝撃的なニュースが飛び込んできた。
なんと、イギリスの67歳女性の右目から、27枚のコンタクトレンズが出てきたというのだ!しかも本人は、その事実に気付いていなかったという。白内障の手術のために医師が麻酔をかけようとした際に、初めて発見されたらしい。
27枚も入っていてなんで気付かないの!?そもそも27枚も目の中に入るの!?
気になることがたくさんあるので、以下で詳しくみていこう。
27枚もどうやって入ってたの?
医師が麻酔をかけようと女性の目をチェックした際、右目の中に青い塊があるのを発見したという。その青い塊の正体は、なんと17枚のコンタクトレンズが重なったものだった。コンタクトの薄さが0.1mmだとしたら、17枚の厚さは単純計算して1.7mm。1円玉の薄さが1.5mmなので、一円玉とほぼ同じくらいの厚さといえる。そんなものが目の中に入っているなんて、考えただけで、目の奥がジンジンしてくる。
※この画像はイメージです
それだけでは無かった。引き続き目の中を調べると、さらに10枚のコンタクトレンズが見つかったという。しかも全部右目からだ。目の中にそんなに収納できるんだ…なんて、そんなのん気なこと言っている場合ではない。
そもそも気付かないものなの?
女性が27枚のコンタクトレンズに気付いていなかったことについては、担当の医師も驚いているという。通常なら、コンタクトレンズが目の奥に留まり続けると、強い不快感や、何かしらの病気や炎症を引き起こすことが多いからである。
女性は多少の不快感や、乾燥は感じていたものの、それは全部加齢のせいだと思っていたらしい。27枚も入っていて多少の不快感!?嘘でしょ!?
白内障の手術は延期され、医師によって無事コンタクトレンズは取り除かれた。その後、女性は、驚く程目の調子が良くなったとのこと。いや、そりゃそうでしょう!
幸い大きな問題にはならなかった
彼女は、右目のコンタクトレンズが見当たらないと思った経験が何度かあったらしいが、どこかに落としたのだろうと特に気にしていなかったと話している。27回も見当たらなくなっていたら、さすがに気付くのではないかと思うのだが…。
幸い彼女は、コンタクトレンズを取り除いた後も、大きな炎症等も無く、白内障の手術も成功したので、大きな問題にはならなかったようだ。よっぽど強い眼球を持っていたとしか思えない。
これからは、コンタクトレンズが見当たらないと思ったら、身の回りを探す前に、まず目の中を探すようにと彼女に伝えたい。