最近では朝のニュース番組でさえ、インスタ映えするスポットを取り上げるほど、世間はインスタグラムにどっぷりとハマっている。
みなさんもこのように可愛くデコレーションされたアイスや、カラフルで奇抜な綿菓子など、一度は目にしたことがあるのではないだろうか。
筆者もインスタグラムユーザーなのでつい注目してしまうのだが、あまりにも度が過ぎていると『カワイイ』だけではない、何か別の闇を感じてしまうこともある、、。
今回衝撃を受けたのがこのアイスクリーム…!
のせりゃいいってもんじゃないでしょう?!
フードファイターのために作られたのかな?と思える風貌を持つ、このアイスクリームは19種類ものアイスをコーンの上にのせている。
インパクトは極大なんだけど、普通の人なら溶ける前に完食するのは難しそうな、てんこ盛り具合。数人で食べてもなかなかヘビーそうだ。
ちなみにこのアイスクリームを提供しているのは、アメリカのニューヨークにあるstuffed ice cream NYC(スタッフド・アイスクリーム・ニューヨークシティー)というお店。
メインはこのアイスではなく自家製ドーナツにアイスをはさんだ、これまたインスタ女子が喜びそうなスイーツを提供しているようだ。
めちゃくちゃ美味しそう!!というより、とにかく奇抜で目を引く。
可愛いものや美しいものを見て、癒されたり、テンションが上がるのも、それをSNSで共有するのもいいと思う。
しかし、写真さえ収めたら食べずに捨ててしまうという、残念なことが起きてしまっているのも現実である。
アイスのように急いで食べないと溶けてしまうようなものを納得いくまで撮影していたら、食べる頃にはドロドロになって食べごろを逃し、結局ゴミ箱に、、そんなことが当たり前に起きているのだ。
食べ切れるならいいんだけど、フォトジェニック感や話題性だけで食べものを粗末にするのは、もう辞めにしないかい?、と『お残しは許しまへんで』な家庭で育った筆者はインスタユーザーや提供する側にも提案したい。
それに、美味しく完食しました!ってところまでアップしたほうが、好感度ってあがるのではないでしょうか?
恵まれた時代だからこそ見落としがちだが、食べられるってとってもありがたいんだということを今一度、考えるべき時がきたのかもしれない。