保護者が逆上し、教員を跳ねる衝撃の事故発生。
学校に対して理不尽なクレームをつけたり、自己中心的な主張をする保護者を総称し、『モンスターペアレント』という。どの学校にも一定数はこういった保護者がいて、手を焼いている関係者も多いのではないだろうか。
その中でもこれはやりすぎ、、と、誰もが思うであろう出来事が、イギリスのウィンストン・チャーチル・スクールという学校で起きた。
教員専用の駐車場に保護者が運転する車が乗り入れようとし、門番を担当していた教員により注意を受けたあとに起きた、衝撃の瞬間が監視カメラに押さえられている。
その動画がこちら。
なんと、教員が前に立っているのを分かりながら急発進し、ボンネットに乗せ、振り落とした、、!!
振り落とされた教員は、地面で頭部を打ちつけられ、負傷。命に別状はなかったが、打ち所が悪ければ最悪の事態もありえただろう。
また、直接被害を受けた教員だけでなく、画面左に映る自転車の生徒二人も危うく事故に巻き込まれかけているのがわかる。
教員から注意を受けたことに腹を立てたにせよ、どう考えてもやりすぎである、、。
この事故は今年の2月20日に起き、裁判が行われていたが、今月20日に保護者側の有罪が確定し、危険運転致死傷罪による懲役10ヶ月に加え、2年5ヶ月の運転禁止命令が言い渡された。
様々なタイプのモンスターペアレントがいるが、どのような言い分があるにせよ、命を脅かす行動は絶対に許されるべきではない。
教員にクレームをつける場合は、自分の言動が自己中心的で理不尽になっていないか、それが本当に子を持つ親の行動なのか、一度冷静になって考えてみるべきではないだろうか。
また、悲しいかな、学校側もこういった出来事が起こりうることを知っておかなければならない時代なのかもしれない、、、
参照元:Surrey Police、Youtube