子どもが一人置き去りにされる話と聞いて、すぐさま思い出すのは、映画『ホームアローン』ではないだろうか。
ホームアローンでは子どもが多すぎるあまり、一人足りていないことに気付かないまま旅行に出発してしまうという、現実ではなかなか起こりえないストーリーとなっているが、アメリカで本当にそんな出来事が起きたと話題になっている。
翌日まで子どもがいないことに気付かなかった?!
10月9日(月)、アメリカのユタ州・ウェストジョーダンにある『クレイジーコーンメイズ』で事件は起きた。
クレイジーコーンメイズとは、約3万2千平方メートルもあるとうもろこし畑に作られた巨大迷路アトラクション。問題を解きながら進んでいくもので、子どもから大人まで楽しめる施設となっている。
そんな広大なとうもろこし畑の迷路で、迷子の男の子(3歳)が発見された。
施設のスタッフが迷子の男の子に気付いたのは、9日(月)の19時30分。
スタッフたちは男の子の家族を捜すために迷子の案内放送を流したり、迷路の中を探しまわったり、出来る限りの捜索をしたが、一向に家族は見つからない。
閉園時間の22時まで捜索活動を続けたが、努力はむなしく家族は見つからなかったため、警察に通報し、男の子は児童保護センターに預けられることになった。
19時30分に男の子が発見されて、閉園の22時まで家族が探しに来ないってありえなくない?!とすでに親を疑ってしまうのだが、、その程度の驚きでは済まなかった、、
なんと、男の子の親から連絡があったのは、翌日の朝だったのだ!!
子どもがいなくなって半日以上気付かないとか、ありえるんですかっ?!
スタッフや施設に保護されていたとはいえ、男の子もきっと不安で仕方なかったことだろう。
一時、迷子になっていることに気付かないことがあったとしても、食事をするときや就寝するときにも気付かないなんて通常では考えられない。
警察はこの出来事が本当にアクシデントなのか、それとも保護者が置き去りにしたのか、引き続き調査が必要だと発言している。
現在、男の子が児童保護センターから両親の元へ帰されたかは公表されていない。真実が明らかとなり、男の子が安心して過ごせる場所にいられることを願う。
自分の命よりも大事な子どもが半日以上失踪していることに気付かないなんて、ほぼありえないと思うが、大家族や大所帯で行動するときには、点呼を忘れないようにしたほうがいいのかもしれない。