サーカスで動物が登場するのは珍しいことではない。ライオンやゾウ、そしてクマ。
先日ロシアで撮影された、あるサーカスの様子が話題になっている。
なぜか?それはサーカスに参加していたクマが人間に襲い掛かったからである!!
実際の動画がこちら。
いきなりクマがサーカス団員に突撃したではないか!
始めは何事もなく演技を披露してたが…次の瞬間!
男性に向かって突進!一瞬のできごとで、あっけにとられてしまった…
すぐに周りに待機していた他の団員が対処し、何事もなかったかのように演技を続けた。けが人はいなかったようだ。
襲われたあとも演技を続ける団員はすごい。けど…
動物虐待…?
この動画に対してさまざまなコメントが寄せられ、物議をかもしている。
この団員はプロだね。
ロシアでは日常茶飯事だ。
といった声もあるが、多くは動物をサーカスに参加させることに対して、否定的な意見のものである。
クマたちは動物であって、人を楽しませるための道具ではない。
このクマは明らかに苦しんでいる。野生に返すべきだ!
動物を虐待するサーカスにお金を払う必要はないだろう。
動物はいやだと思っていてもそれを伝えるすべはない。調教師に歯向かったとしても、力によって抑えつけられ、最悪の場合は殺される可能性もある。
今回の動画でも、襲ってきたクマを棒でたたいて、抑えつけていた。実際の調教場面でもこういったことが幾度となく行われているのだろう。
確かに動物が行うパフォーマンスは見ていて楽しい。ライオンが火の輪をくぐるのは迫力があるし、クマが三輪車をこいでいる姿はかわいらしい。でも、果たしてそれは本当に必要なのだろうか?
私たち人間は「いやなものはいや」だと言えるし、自ら辞めることもできる。しかし、動物はそうではない。
人間が一般人にはできないようなパフォーマンスを行う。それだけで十分ではないだろうか?
参照元:YOUTUBE、Daily Mail、METRO