生きる化石と呼ばれる古代サメの「ラブカ」
ポルトガル海洋気象庁(IPMA)の職員がとある古代サメを捕獲したというニュースが舞い込んできた。
とある古代サメとは、以前1億5000万年前から同じ姿を保つ深海ザメとして紹介した、あの「生きた化石」、ラブカである!
今回捕獲されたラブカのビジュアルも、なかなか強烈なものだったので、みなさんにもご覧いただこう。
こちらがポルトガルで今回捕獲されたラブカである!
Frilled shark or Chlamydoselachus anguineus is a living fossil #awesome pic.twitter.com/HYw2TnIf02
— Five Oceans (@allfiveoceans) 2016年12月30日
見たことないタイプの歯!!!
写真をご覧いただくとわかるのだが、ラブカは小さくトゲトゲとした特徴的な歯を持っている。しかもその数は、なんと300本だ!
この歯で捕食されるのは、イカや魚、そして他のサメたち。体長は1.5mほどで、まるでヘビのような動きを深海で見せる。
ラブカという名前は可愛らしく思えるが、古代より他の海洋生物から恐れ続けられ、今日まで生き延びているのである。
希少だが日本で発見されることも!
実はこの春に、国民的人気アイドルグループのTOKIOがこのラブカを捕まえ、日本でもちょっとした話題になっていた。
実はラブカの研究はまだあまり進んでいないそうで、もし研究が進めばラブカが生息していた白亜紀にまつわる謎も解明されるかもしれないとのこと。
今後のラブカに関するニュースにも要チェックだ!
参照元:Sputnik News、Twitter