あらゆる方法で自らの体をいじめぬく!!!
現在、世界で流行っている男性のタイプは「マッチョ」に違いないだろう。筆者は元格闘家のドウェイン・ジョンソンがその筆頭だと思っている。(※個人の意見です)
そんな強いオトコが流行りまくっている今こそ見てもらいたい、とあるウクライナ人をご紹介しよう!!
・・・・・・草むらの中から現れる・・・馬を背負った男。
馬「え・・・?ぼく人間に乗られるんじゃないの・・・??」といった困惑した気持ちが伝わってくる。競走馬の平均体重は大体500kgだと考えられるのだが、奴は軽々と持ち上げている。
この男の名は、ドミトロ・カラジー。38歳のパワーリフティング選手である。
彼はウクライナで最強の男と言われており、様々なテレビ番組でその超絶パワーを見せつけるエンターテイナーとしての顔を持ち合わせている。初めに登場した馬を抱きかかえているシーンも、彼の得意分野の一つだ。
カラジーの披露する技はこれだけではないぞ!!
バギーで轢こうがムダだァァァッ!!
金槌なんていらねえぜェェッ!!
石割てぇなら俺の腹使えッッ!!
あらゆる方法で体をいじめ抜き、パワフルさを見せつけるカラジー。ウィキペディアによると、彼はウクライナのパワーリフティング連盟で一位の成績を誇っている。また、カラジーは63個のギネス記録を保持していると主張しているのだとか。(真偽は定かではない。)
国内でも、彼は世界で戦える力を持っていると信じられている。しかし、なぜ彼は活動の地を海外へ移さないのだろうか?・・・それには大きな理由があった。
ウクライナはロシア系民族とウクライナ系民族の緊張感が高まっており、2014年にはウクライナ内戦という悲劇が起こった。
両民族間で憎みあい、激しい戦闘を経て荒廃した街を見て、彼は少しでも元気になってもらおうとメディア露出を増やしているのだという。現地で受けたインタビューでは、例えウクライナが分裂したとしても、人々を楽しませ続けたい・・・と考えているのだそうだ。
彼が極端なパフォーマンスを行うことで、勇気づけられ笑顔になっているのだ。きっと内戦ですさんだ多くの人の心が救われていることだろう!