ゴースト・クロック
アメリカのワシントンD.C.にゴースト・クロックなるものがあるのをご存知だろうか?
Trick? ???️
Wendell Castle, "Ghost Clock," 1985 → https://t.co/EWlTY9fK0O #RenwickGallery #trickortreat #HappyHalloween pic.twitter.com/SIK1qmI7Gt— americanart (@americanart) 2017年10月31日
その写真がこちら。時計の本体に白い布がかけられており、いかにも怪しい雰囲気が出ている。直接見たら呪われるとか、壊そうとしたら関係者に次々と不幸が降りかかった、とかそんな感じなのだろうか?
この時計がゴースト・クロックといわれる理由、それは…
時計の本体が存在しないからだ!!
大きなのっぽの…”本体がない時計”!?
この時計には本体がない。そのため音も出ず、おじいさんと一緒に「チク タク チク タク」しない。これが「ゴースト・クロック」といわれる理由である。
いや本体がないってどういうこと!?白い布が本体にかけられているじゃん!!そんな皆さんの声が聞こえてきそうだ。
この時計はウェンデル・キャッスルという芸術家が制作したアート作品。写真で見られる時計の台座や白い布は全て木を彫って作られた。あたかも時計に布がかかっているように見えるデザインということだ。
でもあらためて「本体がない!」と思って見ても、やっぱり白い布がかけられているようにしか見えない…
まさに幽霊のような時計である。「今はもう動かない」というよりも「はじめから動いていない」。「百年休まずに」というよりも「動いたことがない」…おっとこれ以上はジャ○ラックから連絡が来ることになりそうなのでやめておこう。