息子の顔を思い出しながら飲むのかよ
アメリカの学校では、ホリデイシーズンに先生にプレゼントをあげる習慣があるのだという。親御さんは学校に行くお子さんにプレゼントをたくし、「ハッピーホリデイズ!」と挨拶して手渡すのである。
「別に用意しない」「集金してみんなで買う」といった様々な意見があるが、一年間お世話になった先生へのお礼として用意する人もいるようだ。
そんな中、とあるご家族が先生に贈ったプレゼントが話題になっている。
My parents always get our elementary school teachers a present around Christmas. Typically something small like a candle or flower to say thank you. This year they got them bottles of wine & replaced the labels with their own with my brother on them… Happy holidays pic.twitter.com/hErPgrjX44
— DJ Sommers (@Sommers_DJ) 2017年12月18日
ハンパねェ自己主張
こちらのユーザーさんは、オハイオ州に住むという高校生。ご両親が毎年クリスマスにプレゼントを贈っているというが、今年は何を思ったのか息子のラベルを貼りまくった白ワインだったらしい。
書かれているのは、「私らの子どもはあなたがお酒を飲む理由にちがいありません。お楽しみください!」・・・・と超皮肉の利いたメッセージ。
うちのドラ息子がいつもお世話になってます!ってことなんだろうか。味はお花やキャンドルのような甘い香りがする凝ったお酒を選び、ご両親と兄弟4人でラベルを張り替えていたのだ。
そこで、オハイオ州の地元メディアがご両親に対し突撃インタビューしたところ、「今年はなんかおもしろいものにしましょうか」と決めていたらしい。
お母さんは更に、インタビューにて「うちの息子みたいな生徒に一日教えたあとはワインくらい飲みたくなるに決まってるわ。」と答えていたようだ。
かなりロックな母ちゃんである。だが実際に受け取った先生たちは誰一人として驚くことはなく、「あ~」と妙に納得してしまっていたようだ。
他の人たちはチョコレートやマグカップといった軽いプレゼントを贈っているようだが、こちらのお宅はワインを送るという大盤振る舞い。先生もラベルが生徒という微妙な気分だっただろうが、良いワインで喜んでもらえたことだろう。
インタビューでお母さんは最後に、「先生はワインに値する素晴らしい方々だったわ」と答えていたという。