ジョニーデップがきたー!・・・かと思いきや?
1月26日、タイ・バンコクの人が集まりはじめたショッピングモールに、突如ボディーガードに囲まれたジョニー・デップと瓜二つな男性が現れ、一時大きな騒ぎに発展した。
こちらの写真は、その時鉢合わせした客が撮影したものである。ヒゲと髪型がジョニーデップ以外の何者にも見えねーッ!!
周囲にいた人々はサインを求め殺到し、人々がSNSにアップしはじめるとネット界隈は熱狂の渦に包まれた。バンコクにお忍びで来るなんて、タイ国民にとって誉れ高い出来事に違いない。
・・・しかし、タイにも彼のディープなファンは居るというもの。この画像が大きく話題になりはじめると、とあるジョニーデップのファンクラブの管理者が「彼は偽物だ」と訴えたのである。
ファンクラブのフェイスブックページでは、このように詳細を書き記している。
偽物のジョニーデップについて、私たちは当初は”面白い”と思っていました。しかし、彼に実際に会った人たちから詳細を聞き出していくと、ほとんど詐欺のような笑えない事実であることに気づきました。
当時モールにいたお客さんが警備員に本物かどうか聞いたところ、「プライベートで旅行に来た本物のジョニー・デップである」と主張していたそうです。更に、女の子にくっついてツーショットを撮っているものもありました。
偽物であると断定するに至った理由がコチラ。左が偽ジョニー・デップで、右が本物ジョニー・デップである。
よ~~~く見ると鼻先が全然違うし、意識して同じ場所に入れているだろうタトゥーの柄も異なっている。
ショッピングモールの責任者は、「彼はただの写真家である」としか知らされていなかったとのこと。しかし、誰が勘違いしたのか警備員に招集命令がかかり、彼のボディーガードを行う事になっていたという。
ジョニーデップのファンクラブの管理者は、「彼はわざと注目を浴びようとしていた。」と痛烈な一言を投稿しており、怒り心頭な様子である。
なお、そのすぐ後、偽デップは若者に人気のナイトクラブでも目撃されている。そこは、海外旅行者が若い女を引っかけに行く場所としても知られている。
「モテるため」という明らかに不純な動機でジョニーデップコスプレをしているように思えるので、ファンクラブの人間からしたら許せない行為なのだろう。
なお、彼の正体についてはいまだ明らかになっていない。