アマゾンが販売してるAmazon Echo(アマゾンエコー)知ってる?
アマゾンといえば通販。しかし、アマゾンは通販以外にも実は独自の製品を発売したり、開発したりもしている。その中でも、Amazon Echo(アマゾンエコー)という人工知能を搭載したスピーカーを知っているだろうか。簡単に言うと、iPhoneに搭載されているSiriみたいな機能を搭載したスピーカーだ。
アマゾンエコーは音楽を聞いたり、天気を聞いたり、ネット検索、家電との連携やアマゾンでのお買い物など、声をかければ全て行ってくれる。立ち上げる時は「アマゾンエコー」か、アマゾン人工知能の通称「Alexa(アレクサ)」と呼びかければ、音声認識モードになる。
聞きたい音楽があるときは、「アレクサ!○○の音楽かけて!」と呼びかければかけてくれる。ただ、日本ではまだ発売されておらず、2017年中には日本語対応版が発売されるのでは?という噂だ。
いよいよ、端末に触らず機械を立ち上げ、言葉一つで人工知能が身の回りのことをこなしてくれる時代が本格化してきているように思う。夢見ていた映画の世界もそのうち現実になるのだろう。
アマゾンエコーは子どもの声を識別できない?
人工知能搭載の便利なアマゾンエコーだが、もしかすると子どもの声は正確に把握できていないのかもしれない。あやうく子どもにどえらいことを教えそうになったアマゾンエコーの動画があった。
英語だけど一度見てほしい。パパとママがやべぇってなって、大声で「No!No!」「アレクサ、ストップ!!」といって慌てふためいているのがよく分かる(笑)
ごく小さい子供の声は聞き取れないのかも?
この男の子はおそらく2歳~3歳以下。まだ言葉をはっきりと発音できていない様子がうかがえる。この男の子はアマゾンエコーに「キラキラ星」の歌を流して欲しくて、「アレクサ!プレイ、トゥインクル・トゥインクル!」と何度も言っている。最初アマゾンエコーは声を認識できないと返しているが、なんとか男の子の言っている言葉を受け取り、認識したことに応え始めた。
しかし…男の子が発した「プレイ、トゥインクル・トゥインクル!」をアマゾンエコーはとんでもない空耳で受け取ってしまった。アマゾンエコーが認識したのは「プレイ、トゥインクル・トゥインクル!」ではなく、「プレイ、D*ck her, d*ck her」だったのだ。dickは英語で男性器を表すスラング。herは彼女。おおよそ察してもらえただろう。
アマゾンエコーは「ポルノが検出されました。ホットな女性、素人モノ、プッシー(性的な意味をあらわすスラング)、アナルディ…」などとでかでかと話し始めたのだ。アマゾンエコーなんという失態。
男の子は全然意味が分かっていないとはいえ、パパとママの尋常ではなく焦るNO!NO!アレクサ、ストップ!の声に圧倒され、なにかまずいことが起きたのはわかったようで目を見開いて驚いている(笑)
アマゾンエコーはストップの声を認識しすぐに話すのを辞めたが、最後のアマゾンエコーのブルーのライトが消える姿は、反省しているようにさえ見えて切ない(笑)
アマゾンエコーが止まったあと家族は大爆笑。
とんだハプニングだったが、家族の微笑ましい時間として記憶に残る思い出になったことだろう。人工知能は賢いとはいえ、ごくたまにこんなうっかりハプニングがあるので、パパ・ママ、教育者は気を付けるように!