スポーツにケガは付き物。そんな風にいわれることがある。かくいう筆者もスポーツ中に何度かケガをしたことがある。場合によっては選手生命や命そのものに関わることもある。
先日、サッカーの試合中に起きた事故が話題になっている。ある選手が放ったロングパスが相手選手の顔面を直撃してしまったのだ!!
想像しただけで痛い…しかし今回は痛いだけではなかった…
その瞬間の動画をご覧いただこう。
#Skrtel ölümün kapısından girip çıkarken… pic.twitter.com/dTdVrG0mLo
— GoalBien (@goalbiencom) 2018年3月25日
完全に気絶しちゃってる…
チームメイトが救助活動
この動画が撮影されたのは、キングスカップという大会の決勝戦。気絶したのはスロバキア代表のマルティン・シュクルテル選手。タイとの対戦だった。
マルティン選手は、顔にボールを受けた直後、その場に倒れ動かなくなってしまった。異変を察知したチームメイトがすぐに駆け寄り、救命活動を行った。手を口に突っ込んでいたのは、気道をふさがないように舌を引っ張っていたようだ。すぐさま、医療チームも駆けつけ、無事に意識を取り戻した。
プロサッカー選手のキックともなると、相当な威力だろう。気絶してもなんら不思議ではない。
でももっと驚くべきことは、マルティン選手は意識を取り戻した後、医療チームのチェックを受けて試合に戻ったのである。すげえ…
「勇気ある選手…とは言い切れないかな」
ただ、チェックを受けたとはいえ、そんなにすぐに復帰しても大丈夫なのだろうか?
ネット上でも、「すごいけどピッチに戻しちゃダメでしょ!」「勇気ある選手…とは言い切れないかな」「心配だよ…」といったコメントが見られた。
脳震盪が起きると後遺症が残る場合もあり、慎重に対応する必要があるという。今回は試合が終わった後のチェックでも問題はなかったのでよかったが…
これから気温が上がり、身体を動かすのに気持ちの良い季節になってくる。もしスポーツ中に体調に異変を感じたら、「ちょっと調子が悪い」で済まさないように気をつけてほしい。
ちなみに試合は、マルティン選手が属するスロバキアが3-2で勝利した。
参照元:Twitter、METRO、Daily Mail、JFA