※追記アリ
また起きた銃乱射事件
日本時間の4月4日午前4時30分頃、アメリカ、カリフォルニア州サンブルーノにあるYouTube本社で銃乱射事件が起きた。
こちらの動画から現場の様子を見ることができる。
被害者は36歳男性と32歳、27歳の女性。男性と32歳女性は重症と見られ、現在も治療を続けている。(当初は被害者は4名と発表)
容疑者は既に死亡。建物内で自らを銃で撃ち、自殺したとみられている。
通報から数分で警察が駆けつけるも、現場はかなりのパニック状態だったとのこと。
動機は明らかになっていないが、BBCやDailyMailなど複数のメディアが「被害者の男性は犯人のボーイフレンド」という報道をしており、男性の存在が犯行動機を知る鍵になるだろう。
現在も捜査は続けられている。
想像できる動機は様々
女性による銃乱射事件は稀で、その犯行理由に注目が集まるところ。
現在有力なのはボーイフレンドとの間に何かがあったという説。
痴情のもつれが原因で起きた事件は少なくない。犯行理由としては想像に難くないだろう。
中には女性がYouTuberで、今年の2月からYouTubeが広告収入化の基準を厳格化したことが原因では?などど囁かれているが、これはあまり現実的ではないと言える。
いずれにせよ、現在はまだ確かな情報がほとんどなく、動機に関しての決定的な証拠は見つかっていない。
あまりにも悲惨なこの事件。今後も情報が入り次第追記する。
追記
警察は犯行を行った女性は、ナシム・アグダム容疑者だと発表。
Female shooter who wounded three at YouTube HQ before killing herself named by police as Nasim Aghdam https://t.co/x7uJahbz1l pic.twitter.com/3VhSR1FZOb
— ITV News (@itvnews) April 4, 2018
警察によると、多くのメディアが伝えていた「被害者はボーイフレンド」という情報は「何も証拠はない」と否定。
代わりに、ネットでは容疑者が特定されたことにより、アグダム容疑者が「YouTubeにて動画配信していた」ということが判明。
中には「YouTubeに対する怒りを述べる内容」の動画も含まれており、自身のサイトでは「再生回数が伸びず、YouTubeが自身のチャンネルへの妨害を行っている」という記述も見られた。
これらのことから、YouTubeへの怒りによる犯行の可能性が高まっている。
尚、現在は容疑者のYouTubeチャンネル、Facebook、インスタグラムは運営により削除されており、閲覧はできない状態。
ボーイフレンドの一件もあり、これが真実だとは断定できないが、いずれにせよ勝手な理由で人を傷つけたのは確かだろう。
皮肉にも自身が欲しがっていた再生回数をこんな事件で得たアグダム容疑者。くだらない理由で恐怖を植えつけられた被害者の方々のことを考えると胸が苦しくなる。
あまりにも悲しすぎるこの事件。今後こんな事件が起きないことを願うばかりだ。
こちらはライブ配信の様子。