顔認証システムで孤児の身元が特定!
テクノロジーの進化には、メリットもあればデメリットもある。
しかし、このたび、インドで導入された「顔認証システム」が、素晴らしい結果を残したと話題になっている。
▲画像はイメージです
なんと、4月6日から10日までのわずか4日間のあいだに、孤児院に暮らす2,930人もの子供たちの身元が特定されたというのである。
世界でも初の試みとなった顔認証システムの導入。一体どのようなものなのだろう。
1人でも多くの孤児が家族と再会できるように
今回、インドのデリー警察署で試験的に導入された顔認証システム。
何らかの理由で家族と離ればなれになってしまい、孤児院で暮らす4万5千人の子供たちにフォーカスを当てたという。そして、子供たちの顔を、ひとり残らず機械でスキャンしたのである。
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その結果、なんと2,930人の子供たちが、警察に届け出が出されている行方不明児として認識されたのである。
顔認証システムは、写真やプロフィールなど膨大なデータベースをもとに、特徴に基づいて同一人物であるかどうかを見極める技術が駆使されている。
インド市警察は、今後、顔認証システムを自由に使用できる権限が認められれば、さらなる子供たちの身元特定につながるだろうと希望を見出している。
今回の試験結果を受け、国内外からは賞賛の声が上がっている。
・素晴らしい!多くの親子の再会を願う!
・怖い、でも役立つテクノロジーだ。
・これは国際レベルで試験される画期的なもの。
・テクノロジーに賛否はあるが、これもテクノロジー!
現在まだ試験段階だというが、わずか4日間でこれだけの成果があったというのならば期待せずにはいられない。今後、ひとりでも多くの子供たちが家族と再会できるよう、このような試みはさらに増えていってほしいものだ。
参照元:GoodNewsNetwork