卵巣癌になったアメリカ人女性。彼女はある商品が原因だとして訴えを起こし、被告に対し450億円もの支払命令が出された。
その商品は、多くの人が幼い頃使っていたであろう商品だという。
スーパーで普通に売られている商品が癌の原因になるだなんて…考えただけでも恐ろしいが、その商品とは一体なんなのだろう?
ベビーパウダーをアソコに使って癌に!?
エヴァ・エチェベリアさん(63)は2007年に卵巣がんだと診断を受けた。彼女が癌の原因と考えたのが、ジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーパウダーだ。なぜならエチェベリアさんは、およそ50年間にわたりベビーパウダーを性器に使っていたのだ。
エチェベリアさんはジョンソン・エンド・ジョンソンに対し、警告文をつけるように求めた裁判を起こした。
Eva Echeverria
裁判では、ベビーパウダーの材料に含まれる滑石により癌のリスクが90%以上も高まるという研究結果も提示された。その結果、裁判所はジョンソン・エンド・ジョンソンに対し約450億円の支払いを命じたのだ。
同様の訴訟ではカリフォルニア州だけで300件以上も発生しているが、450億円という請求額はそのなかでも過去最高になるのだという。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは遺族に同情しながらも、ベビーパウダーはあくまで安全であるとの声明を出し、上告する姿勢を見せている。
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古くは江戸時代から、子供の汗疹対策として使われていたというベビーパウダー。なかでもジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーパウダーは、日本ではシッカロールと並んで広く使われてきた。
しかしカリフォルニア州だけで300件も訴訟が起こり、明らかにリスクが高まるという研究結果も出ていることを考えると、ジョンソン・エンド・ジョンソンは何らかのアクションを起こすべきであろう。
健康を保つための衛生商品で癌になるなど、あってはならないことなのだから。
参照元:Facebook