先日、マリナーズの球団会長付特別補佐に就任したイチロー選手。
本人は引退ではないと口にするものの、一部では「実質引退では?」と囁かれ、悲しみに暮れるファンも少なくない。
そんな半引退ムードの中、MLBが「ありがとう、イチロー」という言葉と共にイチロー選手のメジャーでの活躍をまとめたビデオを公開。
All the feels.
? ? #ThankYouIchiro pic.twitter.com/U5fQAx1uWW
— MLB (@MLB) May 3, 2018
他にも、マリナーズがイチロー選手への感謝を動画にして公開するなど、改めて選手としての偉大さに注目が集まっている。
Thank you, Ichiro. pic.twitter.com/Lpla1hqzrJ
— Mariners (@Mariners) May 3, 2018
そんな中、MLBのスタッフであるダレン・ウィリアムズ氏が公開した動画が、少し変わった目線からイチロー選手の功績を称えているとして話題を呼んでいる。
もはや芸術?イチロー、ヒットの軌跡
その動画というのが、イチロー選手がこれまでに放った3089安打がどこに飛んだのかという分布図。
一見どういうこと?と思うかもしれないが、実際に動画を見ていただければ、わかる人にはわかるはず。
それでは、3089という膨大な数の全てを1つにまとめた動画でわかる、イチロー選手の凄さをご覧いただこう。
I got a ton of requests for this…. A time lapse for every hit of Ichiro's @mlb career. pic.twitter.com/w8uhzlSnp0
— Daren Willman (@darenw) May 6, 2018
放たれたヒットが球場を覆いつくしていく・・・。
この図を見ればわかるように、球場全体に満遍なくヒットが放たれており、イチロー選手のバットコントロールがいかに優れていたものかを示す1つの証拠となっている。
恐らく、普通ではここまで満遍なく広がらないだろうし、覆いつくすような数のヒット数があるわけでもない。まさにイチロー選手ならでは。
内野安打の多さに着目する声もあり、「らしさ」全開の分布図は多くの注目を集めた。
老若男女問わず、多くの人を感動させてきた稀代のアスリート「イチロー」。どのような形になろうと、これからも己の道を歩んで欲しいものだ。