現在の日本で度々ニュースとなる体罰。これまでに何度も問題視されてきたにも関わらず、教師による暴力は後を絶たない。
先日、アメリカの保育所でも教師が”教育的指導”と称して、子どもに体罰を与えた。しかし、その教師は自分が暴力をふるった上に、他の子ども達にも加担させたのだ。
石を投げることを強要
その事件が起きたのはアメリカ・アーカンソー州の保育所。問題の教師は、4歳の男児に指導の一環として石を投げ始めた。そしてその後、他の子ども達にその男児に向かって石を投げつけるように指示したという。
以下の動画がそのときの様子。
Teachers are supposed to watch over our children. This one watched a child get pelted with rocks and even worse, she allegedly encouraged it.
What we know: https://bit.ly/2G4LLDcFOX13 Memphisさんの投稿 2018年5月11日(金)
目撃した人の証言では、石を投げられていた男児はひざをついて泣いていたそうだ。
また提出された動画を確認した警察によると、6人の子どもが石を投げつけていたようだ。
容疑を否認、逮捕には至らず
この事件の後、問題の教師は警察による聴取を受けたが、「子ども達はよく石を投げる。私が子ども達に石を投げるように言った覚えはない。」と容疑を否認しており、未だ逮捕もされていない。
このような事態に至った詳しい経緯はわからないものの、このような体罰は許されることではない。
しかも今回は、他の子ども達を事件に加担させ、いじめとも取れるような状況が作り出されていた。被害に遭った子どもにトラウマが植えつけられてもおかしくない。
この教師には厳重な処罰が下されるべきだろう。
参照元:Facebook、FOX 8、Daily Mail