新種の蛾が発見される
地球上に存在する生物は数千万種にのぼるといわれている。しかし実際、発見されているのはごくわずかだ。
そんな中、先日、新種の蛾が雌雄ともに、カリフォルニア大学で研究するナザーリ博士(Dr Vazrick Nazari)によって発見された。
生息地はアメリカのカリフォルニア南部とメキシコのバハカリフォルニア。オスは1998年にすでに発見されていたが、メスが見つかったのはこれが初めて。
この新種の蛾が、最近話題のトランプ大統領にちなんで命名されたとして、海外メディアで話題となっている。
見た目もそっくり?
Writing my inaugural address at the Winter White House, Mar-a-Lago, three weeks ago. Looking forward to Friday. #Inauguration pic.twitter.com/S701FdTCQu
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2017年1月18日
正式名称は、ネオパルパ・ドナルドトランピ(Neopalpa donaldtrumpi)。確かに、よく見れば、特に正面から見た頭部が、トランプ氏のトレードマークである明るい金髪と、するどい目つきのように見えてくる。
皆さんどうだろう?だんだんとドナルド氏本人に見えてきたのではないだろうか?
絶滅の危機・・・
ナザーリ博士によると、どうやら、このネオパルパ・ドナルドトランピ、現在絶滅の危機に瀕しているようだ。これこそが、この名前を付けた本当の理由であるようだ。
ここ最近、ニュースに上がらない日はほぼないドナルド・トランプのように、世間の注目がこの蛾に集まり、保全に動き出す人が増えるようにという願いが込められているのだ。
見た目だけでなく、トランプ氏が大統領選挙で勝ち残ったように、ネオパルパ・ドナルドトランピにも、たくましく、しつこく生き残ってほしいものだ。