アジア人男性との交際に誹謗中傷
白人女性とアジア人男性のカップルは何もめずらしくはない。
しかし、当人たちをよそに、そのことに関して外野からはいろいろ言われるらしい。
そう話すのは、プレイボーイモデルを務めるホリー・ウルフさん(27歳)だ。
彼女は高校卒業以来、アジアの文化に魅せられ、多くのアジア人男性と交際をしてきた。
しかしそのたびに、多くの人から「あの顔のどこがいいの」「極小だから物足りないだろ」などという誹謗中傷を浴びてきたというのである。
白人社会のなかで育った幼少期
カナダのトロント郊外にあるオレンジヴィル出身のホリーは、白人しかいない地域で幼少期を過ごしてきた。彼女がはじめて黒人の同級生に出会ったのは15歳のときだったという。
学生時代は白人男性とも交際をしてきたが、狭い世界しか知らない自分を変えようと、他の文化にも好奇心を抱いたホリー。大学では日本文化を専攻し、それをきっかけにアジアの文化に惹かれていったという。
ダンスや演劇の学校にも通っていたホリーは、友人に教えてもらったK-popにはまり、少女時代やビッグバンなどアジアのダンスミュージックだけではなく、コスプレ文化にも魅了され、現在はコスプレイヤーとしても名を馳せているほどだ。
そんな彼女がアジア人男性に惹かれていったのは、ごく自然な流れだったのだろう。
人種や外見にこだわらない出会いを!
そんなホリーが、先日、交際していたフィリピン人男性との婚約を発表した。
カナダの市民権を持ち、バスケットボール選手として活躍する彼とは、仕事で訪れていたフィリピンで出会ったという。
彼女は、これまでに受けた誹謗中傷に対し、こう意見を述べている。
女友達にアジア人と付き合ってるっていうと、変な目でみられるの。顔がタイプじゃないのが理由みたいだけど、私には彼女たちがハンサムって言っている白人男性をみて、気持ち悪いと思うことだって多々あるわ。結局は個人の好みの問題でしょ。男友達だって同じ。アジア人のは極小だから物足りないだろって、私のが大きいってことが言いたいのかしら。大きさなんて人それぞれよ、人種なんて関係ないわ。
友人と出かける際には、とにかく楽しい時間を過ごすことにフォーカスしてみてほしいとホリーは話す。人種や外見などにこだわらず、いろんなタイプの人とたくさん出会うことで、自分が一番素のままでいられる相手がみつかるはずだという。
まだそんな相手にまだ出会えていない人もいるかもしれない。彼女のこの言葉には、多くの賛同意見が寄せられている。
参照元:Instagram