ウォールストリートの闇
皆さんにはストレスになるほどのムカつく上司はいないだろうか。
そのせいで思い悩んでしまう人は日本どころか世界中にいるものだが、「いっそ辞めちまえェ!」といった勢いで背中を押してくれるニュースが飛び込んできた。
今回紹介する男は、かなり上司にフラストレーションをためていたようで・・・憂さ晴らしに上司の部屋でシャンパンをまき散らし大暴れして辞めていったのである!
元従業員の男がその光景を撮影しネット上で拡散すると、会社の上層部までも巻き込んだ大騒動になってしまったのだ!
この動画を投稿したのは、アメリカ・ウォールストリートの株式アナリスト会社「シドリ&コーポレーション」に務めていた、フランシスコ・ペレグリーノ。
彼は6月いっぱいで同社を退職していたことがわかっているが、その直前、在職中に嫌悪していたとみられる上司のデスクを破壊する動画をインスタグラムにアップした。
動画内では、終業後と見られるがらんどうとした深夜のオフィスが映る。残業していたのか、それともわざと残ったのか・・・いろいろ勘ぐってしまう時間帯である。
画面の下部には「ピーターのクソ野郎!俺はもうやめる」という説明が添えられており、シャンパンを開けるや否や、自分にかけたり床にまき散らし始めた。
そして上司のデスクにあるキーボードを破壊し、水槽にはごみを入れ、彼の名刺にシャンパンをかけたりなど・・・もう遠慮なしに暴れまくっている。
そして極め付けには、「死ね!!辞める!」とでかでかと印刷したコピー紙を置き、律儀にもサインを残す。ここにも未開封のシャンパンをしっかり置いて行くのであった・・・。
この動画が拡散されると、「クリーニング代払えよアホ」「普通に器物損壊だろ」といった声が多くを占めている中、「やりたい気持ちめっちゃわかるわ」「俺もやる」「バカだけど・・・次はいい仕事につけることを願うわ」といった同情するコメントも相次いだ。
これを受け、米メディア・ニューヨークポストが取材をしたところ、シドリ&コーポレーションの最高責任者であるピーター・シドリ氏は、「6月末ですでに退職しているためペレグリーノと弊社は一切関係なく、詳しいことはお答えできません」と説明。
ペレグリーノのインスタグラムアカウントは削除されていたが、とくに法的措置は取っていないことがわかっている。
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名刺やドアのネームプレートを執拗に攻撃しているあたり、特定の上司に何かしらの恨みを持っていたと見て間違いなさそうだ。よっぽどのことをされたのだろう・・・。
とはいえ、日本では立派な器物損壊罪にあたるので、シンパシーを感じてしまった人はストレスが限界になる前に転職活動を始めて欲しい。
参照元:NewYork Post、Youtube