スポーツ選手は観客に特別なサービスをすることがある。野球ではホームランボールを貰えるのはもちろん、選手が観客にボールを投げ入れてくれたりする。
先日、あるアイスホッケー選手が見せた、ファンへのあるサービスが話題となった。
少女を見つけたアイスホッケー選手
ワシントンキャピタルに所属するブルット・コノリー選手がウォーミングアップをしているときのことだ。彼は観客席の一列目にいる少女を見つけた。熱心に応援する少女の姿を見て、彼はパックを投げ入れて、プレゼントしようとした。
キャッチしようとした少女だが、そのパックは近くにいた男の子に渡ってしまう。
そのとき、ブルット選手がとった行動は…
何としても少女にパックを!
1枚、2枚とブルット選手はパックが少女の手に渡るまで、パックを投げ入れた。合計で3枚も投げたわけだが、「そんなに投げてもいいの?」と思ったのは筆者だけではないだろう。
そしてパックを受け取った少女は弾けんばかりの笑顔を見せる。渡した甲斐があったなあ~
ブルット選手は試合後、こんな風に話した。
「1つ目のパックをキャッチできなかったときに、少女は明らかにがっかりしていた。だから僕は『もう1つ持ってくるからね』と彼女に伝えたんだ。」「(2つ目のパックをキャッチした)大人の男性には、次は彼女にちゃんとパックを渡すように伝えたよ。”レディーファースト”は一体どこにいったんだろうね。」
ブルット選手の粋な計らいでパックをもらえた少女。きっとブルット選手のファンになったに違いない。
少女、選手、ファン、そして動画を見ているこちら側も笑顔になる動画だった。