思わず首をかしげる味?
暑さも和らいできて、バーベキューが楽しくなってくる今日この頃。肉汁溢れる分厚いステーキ肉を見ると、ついついよだれが出ちゃうなんて人は多いだろう。
では、こちらのお料理はいかがだろうか?
フライパンでこんがりと焼かれた表面に、ガブッとかぶりついたら肉汁が口の中に溢れそうな良い焼き加減である。
どこからどう見てもローストビーフにしかみえないコチラのお料理、材料はなんとスイカなのだ!
こちらの料理は、アメリカ・ニューヨークのバーベキュー専門店「ダックス・イータリー」さんが提供しているメニューである。
まるでお肉を焼いたかのように見えるルックスだが、長時間いぶした燻製スイカとして販売しているとのこと。見た目とのギャップを感じる不思議な食感から、今大きな注目を浴びているらしい。
コチラの動画で作っている様子を紹介している。準備にはなんと6日間もかかるそうで、かなり手間がかかっていることが伺える。
スイカの皮をむくと、コリアンダーとオレガノ、塩などを混ぜた水に漬け込み、乾かした後に半日かけて燻製にする。
オーブンから取り出すと、スイカの体積は小さくなり、表面はお肉のように固くざらざらする。ここから普通のステーキのように切り込みを入れ、フライパンで焼けば・・・スイカの燻製ステーキの出来上がりである。
このお料理3~5人前で、なんと約8257円(75ドル)。・・・ちょっとお高いかも?
気になるお味はというと、ついつい「?」と小首をかしげてしまうような味らしい。焦げた表面はキャラメルのように甘く、ステーキのような味とはかけ離れているよう。
しょっぱさや、かすかな甘みが混ざっており、今まで食べたことがない不思議な味なのだという。
・・・・本当に美味しいのか疑問ではあるものの、バーベキューの時にスイカを焼くと美味しいという話題は年々上がる。火を通すことで、スイカの甘みがグッと増すのだとか。
みなさんも、これからの季節のバーベキューでトライしてみてはいかがだろうか?