過去最悪の干ばつ
現在、オーストラリアでは過去に類を見ない干ばつが起きている。土地は渇き、そこに生きる動物も痩せている。
多くの人々がその影響を受けているが、特に牧場経営者の被害は大きい。「まるで牢獄にいるみたいだ。うんざりするよ。」と経営者の1人は語る。
カラッカラの牛が水に群がる
ニューサウスウェールズ州の牧場の経営者アンバー・リーさんも干ばつの被害を受けている。1300頭もの牛を飼っているリーさんは、水を手に入れるため、車を走らせた。
そして、手に入れた水を与えている様子が撮影されている。
たくさんの牛がひしめきあって水を求めている。それはもう喉がカラッカラだったのだろう。
給水所は50~70km先にしかなく、現在はそこまで行かないと水を手に入れることはできない状況だという。
長い間水を飲んでいなかった牛にとっては、待ちに待った水ということだ。ちゃんと全ての牛に水が行き渡るといいが、外側にいる牛たちはちゃんと飲めたのだろうか?
オーストラリアの干ばつの厳しさがわかる今回の動画。しかし、この干ばつはまだ終わる気配はないという。これ以上被害が拡大しないことを願うばかりだ。
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