【九死に一生】食肉加工場への輸送中に逃走した2匹のヤギ、無事安全な施設に保護される

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大都会に突如出没したヤギ2匹

世界有数の大都会、そしてコンクリートジャングルであるアメリカ・ニューヨーク。

8月17日月曜日の朝、牧場など到底ありもしないだろうブルックリンの街角に、どこからともなくヤギ2匹が現れた。

しかもなんと、見つかったのは市内を走る地下鉄の線路上である。

ニューヨーク市営地下鉄がツイッターで「ブルックリンの線路上にヤギが2匹侵入しました。彼らは無事で、遅延などは発生しておりませんが、まだ逃げ続けています」とツイート。臨時で電車が使用する線路を変えたことで、2匹の安全は確保されたようだ。

やがて通報を受けたニューヨーク市警が駆けつけると、1時間弱の追いかけっこの末、2匹は捕獲されたという。

この一連のツイートで「ヤギなら仕方ない!」「これだからニューヨークは好きww」といった寛容な反応が多く寄せられたというが、一方で「何故こんなところにいたんだ?」という疑問も相次いだ。

ABCテレビの車掌さんへの取材によると、この周辺ではイヌやネコはよくみるものの、ヤギは見かけたことはなかったとのこと。しかし人間に対して強い警戒心を見せていたという。

二匹はなぜ線路にいたのか?

その後、動物保護施設”ファーム・サンクチュアリ”が2匹の引き取りを申し出、一時収容されていたアニマルシェルターから移送されることとなった。

同施設は、大物司会者・コメディアンのジョン・スチュワート氏が支援していることで知られている。

ジョン氏は大物セレブでありながら現場に駆けつけ、上の動画でも23秒ごろに登場していた。(赤いボードを持った紺色の服の男性)

なお関係者の間では、2匹は近隣にある食肉加工場に運ばれていた途中に脱走したのだろうと言われている。

2匹は病気になっており、長きにわたる恐怖やストレスに晒されていた可能性があるという。

現在、2匹はビリーウィリーという名前を付けられ、ゆっくりと回復に向かっている。

施設のフェイスブックページでは、すっかり警戒心を解き、スタッフの横でうたた寝をしている様子が掲載されていた。

ヤギたちが安全な場所に保護されて何よりであった。

 

参照元:FacebookTwitterThe Dodo

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