おめめがつぶらな魚がいると思ったら・・・
お魚を買う時、鮮度を確認するために見るところといったら、目だろう。
その基準は世界共通で、鮮度が良い魚は黒目が美しく透き通っているが、水揚げから時間が経つほど、徐々に目は白く濁っていく。
魚屋からしたら新鮮なうちに売り切ってしまいたいところだろうが、傷んだものほど客が手をださないのもまた事実。
そんな中、中東クウェートの魚屋が、とんでもないアイデアで乗り切ろうとした。なんと、お人形用の目をお魚に貼り付けたのである!!
Kuwaiti police has shut down a fish store that was sticking googly eyes on fish to make them appear more fresh than they are. 🙂
via Al Bayan newspaper, @bayan_kw. pic.twitter.com/CcPa73fDQh— Mohamed El Dahshan (@eldahshan) 2018年9月1日
やたらおめめがクリクリなお魚が映っているが、指で目をポロリととれば、鮮度が落ちている濁った目が現れる。
このニュースを報じたのは、クウェートの地元紙”Al Bayan”。8月中旬、この魚を買った女性がTwitterに動画を掲載すると、大きく拡散される事態となったのだ。
今回被害に遭った女性以外にも、更に多くの客が騙されていた可能性がある。
やがてツイートが警察の目に触れると、この魚を売っていた魚屋を特定。9月頭に業務停止命令を出したという。
この衝撃的な鮮度偽装が世界中に広まると、「めっちゃおもしろいなwww」「目がやたら可愛い魚」「クリエイティブだな…」と面白がる意見が相次いだ。まさか客側も、人形用の目をペタッとはりつけられていたなんて夢にも思うまい・・・。
これからの日本は秋刀魚が美味しくなってくる時期。スーパーなどで買われる際は、目以外にもお魚の厚みや色つやもチェックしてみて欲しい!