法廷では座れずに苦慮
8月23日、アメリカ・オンタリオ州にて、刑務所に武器と薬物を持ち込もうとした男が再度起訴されたことを、米メディア”The standard”が報じた。
更に驚くべきことに、その隠し場所というのが・・・おケツの穴だったのである。
▲事件が発覚した裁判所の外観
8月30日、オンタリオ州の地域裁判所にて、キドゥス・ダウィット被告(28)は別の罪状で裁判が行われていた。
だがその最中、なにやらお尻に不快感を示し、座りにくくしている様子が見受けられたという。
その様子を変だと考えた警官は身体検査を開始。すると、肛門にナイフと大麻を隠し持っていたことが発覚した。
これについて問いただされたダウィット被告は、「銃を突き付けられ、肛門にナイフとタバコを入れられたんだ!」と弁明。
その後の調べで、他の受刑者と内通していたとみられる仲間から、これらのものを持ちこむよう頼まれていたことが明らかになった。取り出された時点で、入れてから既に25時間が経過していたとみられている。
取り出された大麻はコンドームの中に入っており、ナイフは長さ約10センチ(4インチ)ほどだったという。
彼は再度起訴され、9月14日にもう一度裁判が行われる予定である。
ダウィット被告が入れていたナイフは、大体iPhoneより小さいくらいのサイズだったというが、普段から穴で遊んでいたのかと疑ってしまう大きさである。この事件に関しては、さすがの裁判官もメディアの取材に対し「実におかしな話である」と述べている。