お家裸族は要注意
皆さんの中にも、お家に帰ったら服を脱いでリラックスする方は多いだろう。中には、休みの日は常に全裸だよ?なんて言う人も少なくはないのではないだろうか。
だが、服は常に手の届く場所に置いておいた方がいいかもしれない。緊急時に恥ずかしい思いをしてしまうかもしれないからだ。
9月の第2週、アメリカ・フロリダ州ニスビルにある民家で火災が起こった。
地元のニスビル警察署と消防隊が駆けつけると、なんと逃げようとした全裸の男性と鉢合わせしてしまい、男性は恥ずかしくなったのか燃え盛る家の中に戻ってしまったのである。
この珍妙な事件の顛末を、地元紙”NWF dailynews”が報じている。
▲ニスビル警察署の画像
午後5時半ごろ、通報を受けた消防士が現場に急行すると、民家から煙が出ていた。すると、正面の玄関から全裸の男性が現れ、「あっスイマセン」といってもう一回バタンと閉めたのである。
その直後に応援要請を受けた警察が到着すると、また全裸でドアを開け、チラッと外を伺った後、再び煙が立ち込める家の中に入っていったのである。
警察が男性を救助しようと家の中に乗りこんだというが、すでに部屋中のもの火の手が回っており、警官の一人がわずか5分で呼吸困難を起こしてしまったという。煙を吸い込めば死に至る恐れもあるため、消防士が酸素マスクを着けて救出に向かった。
幸いにも、男性の命に別状はなかったという。
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その後の消防の調べによると、火元となったのは、男性が焼いていたクッキーであることがわかった。
この日の朝9時ごろ、男性はマリファナを吸ったうえに2ℓのウォッカをがぶ飲みしていたという。すっかり酔っぱらっていたのか、全裸のままクッキーを焼き始め、ホットプレートに入れたまま放置してしまったのである。
焼け焦げたクッキーから出火し、ホットプレートの上に置いていた乾いたタオルに燃え移って大きな火災になったとみられている。
朝の6時からドラッグ漬けなんて、なんて自堕落なのだろうか・・・。この事件に懲りて、お酒もほどほどにしてほしいものである。