世にも珍しいヘビ
アメリカ・バージニア州に住む女性がヘビを見つけた。そのヘビは毒を持つアメリカマムシだったのだが…何よりも一番目を引いたのは、その頭が2つだったことだ。
こちらがそのヘビの写真。
完全に2つに分かれてしまっていることがわかる。
調査の結果は?
爬虫類および両生類の専門家である、ジョン・クロファーさんは「双頭のヘビは非常に珍しい。なぜならこういった突然変異が起きた個体は早くに死んでしまうことが多いからです。」と話す。
このヘビはバージニアの野生動物保護センターに送られ、ジョンさんら専門家によって調査が行われた。
気になるのは「それぞれの頭で喧嘩したりしないのかな?」ということではないだろうか。興味があるのは筆者だけではないだろう(多分)。
そして調査の結果…左の頭が行動の主導権を握っていると結論づけられた。ということは、喧嘩をするということはあまりないのだろう。しかし、右の頭もしっかりと毒は持っている。
(ヘビが実際に動いている様子)
このヘビは体調15cmほどで、生まれてから2週間ほどが経過していると見られている。
現在、このヘビはブリーダーによって大切に飼育されているが、将来的には動物園などで展示される可能性もあるそうだ。
日本では、ヤマタノオロチという8つの頭を持つヘビが神話で登場する。8つとまではいかないが、2つの頭のヘビを実際に見ることができる日は近いのかもしれない。
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