オシャレなバーにやってきたのは
フランス・パリにほど近い街、シャンティイ。ホイップクリームと競馬場が名物のおしゃれな街である。
そんな素敵な街にある垢抜けたバーで、先日、超絶田舎臭いアクシデントが起きてしまった!
事件が起きたのは9月24日月曜日のこと。競馬場近くにある落ち着いたバーで、お客さんが静かにお茶を飲んでいるところを・・・突如大きな馬が突入してきたのだ!!
馬は後ろ足でジャンプするなど興奮している様子を見せており、店内は大パニックに。椅子やテーブルを弾き飛ばしていたものの、幸いにもけが人は出なかったという。
地元メディアがこの店のオーナーに当時の状況を聞くと、「馬は扉を押して入ってくると、まるでレースの様に真っ直ぐ店の角に走りこんだ。椅子やテーブルがいくつか壊れてしまったが、こんな経験はしたことがない」と明かしていた。
その後の調べによると・・・この馬は、世界的にも有名な凱旋門賞に出場する予定だったプロの競争馬だったことが明らかになった。
このレースは毎年10月に開催され、今年はパリのロンシャン競馬場で行われる。
10月7日の開幕を前に、今回大暴れした馬も、その一週間前にパリにほど近いシャンティイ競馬場に到着していた。しかし、準備の途中で競馬場から脱走してしまった挙句、迷子になってバーに飛び込むという事態となってしまったのだ。
そんな世界レベルの名馬に、もし蹴られていたらひとたまりもなかっただろう。また、店内には競馬を見に来た客もいたそうで、「自分が賭けるかもしれない馬に襲われるのは初めてだ」と語った人もいた。
もしかして、この馬は試合前にナーバスになり、一杯飲んで緊張をほぐしたい気分だったのだろうか?
参照元:Daily Mail、Facebook