パーティーピーポーを襲った悲劇
クラブやレイブパーティー・ナイトプールなどに積極的に出向き、人生を謳歌する人々がいる。
日本では「パーティーピーポー(パリピ)」「ウェイ系」などと分類され、そんな人々に対して「リア充爆発しろ」と不幸を願う人も少なからずいたりする。
一方パーティー文化が根付いているアメリカでは、大勢の人が集まってハメを外す機会は日本よりも多い。
これに関連して、アメリカ・サウスカロライナ州よりとんでもないニュースが舞い込んできた。
サウスカロライナ州のクラブハウスで大学生達が集まってパーティーをしていたところ、その重みで「床が抜ける」という大惨事が起きたのである。
A look inside the #Clemson apartment clubhouse where dozens of people were injured after the floor collapsed.
Courtesy: Joseph Lord pic.twitter.com/tkcEqs0fxv— Dana Griffin (@DanaGriffinWYFF) 2018年10月21日
上の画像は、地元のテレビ局・WYFFのニュースアンカー・ダナ・グリフィンさんがツイッターに投稿したもの。非日常的すぎて劇場のセットみたいである。
ダナさんは、床が抜けた直後の学生達の様子を映した動画(パーティー参加者から提供されたもの)も一緒に投稿している。
#BREAKING: Video after the #Clemson apartment clubhouse #collapse.
This was sent to us by Jay Chavis.
Dozens have been injured and taken to the hospital. pic.twitter.com/OIEYxRoXIf— Dana Griffin (@DanaGriffinWYFF) 2018年10月21日
動画には、床が抜けた後、学生達が次々とスマホを取り出して状況を撮影しようとする様子が映し出されている。
これに対して「助かった学生達は、落ちた学生を助けようとせず、動画を撮ることを優先させている。ひどい世の中だ」「もしかしたら自分が立っている床も抜ける可能性があるのに、なぜ逃げようとしないのか」と、その軽率さを避難するコメントも寄せられていた。
確かに状況は軽いものではなく、多くの怪我人が出て病院に搬送されたそうだが、全員命に別状はなかったという。
しかしメンタルの面でトラウマを負った学生もいるとされ、地元の大学の一つクレムソン大学は「このパーティーに関わった学生に対してカウンセリングなどを行い、心のケアに努めたい」と語っている。