保存状態のよい壁画
古代遺跡の壁画には、なんだかよくわからない絵がたくさん描かれているものだ。しかも、当時の状態がそのまま保存されているということはほとんどなく、風化していたり、人間によって傷つけられたりしていることが多い。
しかし、先日エジプトで発見された壁画は非常に保存状態がよく、色鮮やかなものだったという。それがこちら。
#Discovery #Saqqara #tomb of the priest of Royal purification #fifth #Dynasty #Egypt
Photos by Ahmed Romeih pic.twitter.com/Yx0Z1PvdwP— Ministry of Antiquities-Arab Republic of Egypt (@AntiquitiesOf) 2018年12月15日
4400年前の墓で発見
この壁画が発見されたのはカイロにあるサッカラ遺跡の墓。墓自体は11月に発見されていたが、入り口が厳重に閉ざされていたため、調査に時間がかかったらしい。なるほど、だから状態がよかったのか。
壁画に描かれた人物は、この墓に埋葬された神官とその家族という見方をされている。また、航海や狩猟の様子を描いた壁画も見つかっている。
歴史を見つめてきたその壁画は今、一体何を語るのか。
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