煽り運転、暴走行為、信号無視…道路上での迷惑行為は多発し続けている。
4月、アメリカで13台のトラックが道路を占拠するという事態が発生した。
トラックが道路を占拠するも…
This photo does show the work troopers and local officers do to serve the public. But also in that photo is a man struggling with the decision to take his own life. Please remember help is available through the National Suicide Prevention Lifeline at 1-800-273-8255. pic.twitter.com/RBAlCIXT1o
— MSP Metro Detroit (@mspmetrodet) 2018年4月24日
▲実際の写真
普通に考えれば、道路を塞ぐなんてもってのほか。交通の妨げになるし、最悪の場合、事故にも発展しそうだ。
しかし、トラックドライバーたちのこの行為は、後に警察をはじめ、多くの人たちから称賛されることとなった。
一体なぜだろうか?
先ほどの写真をよく見ていただければヒントが隠されている。横一列にならんだトラックの上には橋が架けられている。
おわかりいただけただろうか?実はこのトラックたちは…飛び降り自殺を防ごうとしていたのだ!!
トラックドライバーたちの真の目的
橋の上から飛び降りそうな男性がいるという通報を受けた警察。現場に急行し、道路を封鎖した。そしてその後、近くにいるトラックに協力を仰いだ。トラックを橋の下に配置して、もし万が一、橋から飛び降りることがあっても落下距離を短くして、最悪の事態にはならないようにしたのだ。
つまり、トラックをセーフティネットの代わりにしたのだ。
この一連の働きかけにより、自殺しようとしていた男性は飛び降りることなく平和的に解決された。
状況を判断し、すぐに協力を仰いだ警察。そして、その要請に即座に対応したトラックドライバーたち。彼らには数多くの称賛の声が寄せられた。