あと数秒早く走ってたら・・・
人生というのは、いつどこにどんなアクシデントが潜んでいるかわからない。
とはいえ、「車を走らせているときに何か落ちてきたらどうしよう・・・」なんて心配をすれば、周りの人から「杞憂だよ~」と笑われることだろう。
しかし、そんなウソみたいな事が現実で起こってしまった・・・。
この映像は、オーストラリア・ビクトリア州メルボルンの高速道路を走っていたという、一般車のドライブレコーダーが捉えたもの。
走行中、突如看板がふわりと倒れ、前を走る黒い車に向かって落下したのである。
乗っていたネラ・レッテリさん(53)は首と腕に軽い怪我を負ったというが、幸いにも命に別状はなかった。
だが、事故後の車体は凄惨そのもの。車の屋根はグシャグシャに折れ曲がり、シートの頭部分は天井が落ちてきてひしゃげてしまっている。
もう数秒早く前を走っていたら、看板は運転席を直撃していたかもしれない。
これに関し、ビクトリア州の主要道路事業局の担当者は、「この件を真摯に受け止め、事故の原因究明に努めることを保証します。これは非常に珍しい状況で、早急な対処が望まれます。」と、米メディアABCの取材に対しこのように答えている。
警察によると、当時周辺には強い風はついておらず、風による倒壊ではないとされている。
道路に設置されているものがこんなに弱いとなると、交通省への信頼が揺らぐことは避けられないだろう・・・。
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