ジムを開けるよう求めるトレーニーたちの抗議方法が謎!
密室でトレーニング器具を共有するスポーツジムは、新型コロナウイルスの感染リスクが非常に高い場所である。日本でも感染が広まりだした3月頭に、愛知県・栃木県などのジム内での集団感染が確認されていた。
そのため、日本のみならずアメリカでもスポーツジムが営業を自粛しているが・・・先日5月11日、米フロリダ州で営業再開を求める利用者の集団が抗議活動を行ったという!
GYM PROTEST: A group of protesters has gathered outside the courthouse in Clearwater, calling for gyms to reopen in Florida https://t.co/EreMMzfIYI pic.twitter.com/lfiB1TUf9B
— WFLA NEWS (@WFLA) 2020年5月11日
抗議グループが集まっていたのは、フロリダ州西部クリアウォーターにあるピネラス郡裁判所の前。
同市では、4月頭から緊急事態宣言を受け、全事業者に営業停止を指示していたが、フロリダ州が順次再開するよう発表したことから、この行政命令は満了となった。
ただしこのプランは複数回に分けられ、5月4日から、第一段階に振り分けられた事業者が営業再開したという。
しかしこの時点で、スポーツジムは、第二段階の営業再開プランに組み込まれていた。これに不満をもったトレーニーたちが裁判所の前に集合し、早期の営業再開を求める抗議デモを行なったのだ。
集まったのは20人から30人で、ジムの従業員がいち早く現場に戻れるように訴えていたという。
やがて彼らは、なぜか抗議のために腕立て伏せやスクワットを始め、地元メディア「WFLA」の空撮カメラの目を引いた。
WATCH: Protesters calling for gyms to reopen in Florida are doing squats and push-ups outside the Clearwater courthouse https://t.co/3BVzxHQPEJ #Florida #COVID19 pic.twitter.com/3cjgQ6kaM8
— WFLA NEWS (@WFLA) 2020年5月11日
このように抗議行動が起こったものの、行政の決定は揺らがず、現在も第二段階のグループに振り分けられている。
更に営業再開する際には、定員の75%まで利用者を制限し、社会的距離をとることや、衛生状態を厳しく管理することが条件となっている。
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この記事をご覧の皆様の中にも、ジムに行けずストレスをためている方もいらっしゃるだろう。しかし、コロナウイルスには筋肉では勝てないのだ。
あのクリロナも紹介しているエクササイズなど、お家でできるトレーニングはたくさんある。「体がなまっちまうぜ!」なんて方も、ぜひトライしてみてはいかがだろうか?