オンライン授業中に背後に息子が…
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて多くの大学でオンライン授業が取り入れられているが、自宅に小さいお子さんがいると「ママ、鼻くそ取れた!」などと叫ばれ、予期せぬアクシンデントも起こりうる。
こちらの大学教授宅には幼い子供はいないものの、オンライン授業の最中にとんでもない乱入者が現れたようだ。
それは、19歳になる息子ルーカスさんである。
オハイオ州スプリングフィールドにあるウィテンバーグ大学のライティングセンターで教えているマイクさんだが、この日も自宅から学生たちに向けてオンライン授業を開講していたという。しかし、授業中にもかかわらず、ルーカスさんがウェットスーツや卒業式に着たガウンなど何度も衣装チェンジをおこない背後を行き来するのだ。
生徒たちに笑ってもらいたい
実は、外出自粛中に13歳の妹さんからTikTokを教えてもらいハマってしまったというルーカスさん。父親の生徒たちにも笑ってもらいたいというサービス精神から、この日こっそりとパソコンの前にスマホを取り付け、いざ授業が始まると様々な出で立ちで背後に映り込んだというわけだ。
この授業の様子は400万回以上も再生され、学生さんたちにもとっても好評だったとのこと。特に、ルーカスさんのいたずらを気にも留めずポーカーフェイスを貫いていたマイクさんが、最後にしびれを切らしておもちゃの銃で反撃した時に大爆笑が起きたそうだ。
クラスメイトにも会えず毎日画面越しでの授業を受ける学生たちにとって、こんなユーモアも時には必要であることは間違いないだろう。