感染拡大を食い止めたい人々が鶏糞をばらまく
新型肺炎の感染拡大が止まらない中、ロックダウンや外出制限といった措置をとっていなかったスウェーデン。集団免疫獲得を目指す独自路線を貫いているが、5月6日の記者会見にて、死者が3000人を超えたことが発表された。
この悲惨な事態に対し、スウェーデン国内でも専門家から非難の声が続出しており、ようやく学校の閉鎖や集会の禁止が勧告された。
そんな中、スウェーデン南部の町ルンドにて、公園に人が集まるのを阻止しようと、鶏糞がばらまかれる対策がとられたという。
この措置は、4月30日行われる予定だった春のお祭り「ヴァルプルギスの夜」の対策として行われた。
焚き火の周りに人々が集まり、ダンスやお酒を楽しむ恒例行事として知られているが、今年はコロナウイルスの影響で中止となっている。しかし、有志で集まろうという声が後をたたない。
鶏糞の強烈な臭気で居心地を悪くすることで、人が集まるのを防ぐねらいだ。
スウェーデンは強制的な社会封鎖をとらず、人々に呼びかけや警告を行うことで感染拡大を防ごうとしている。しかし、こうした呼びかけもほとんど無視されてしまっており、政府や自治体は他の方法を模索している状況だという。
日本も第二波の可能性も含め予断を許さない状況が続いている。今回のスウェーデンの試みは、日本でも真似したら効果があるかも・・・？
参照元：Global news、Facebook
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