属性がスゴすぎる!!
世界各地でマイノリティの解放が進んでいるが、今回の方ほど珍しい人はいないのではないだろうか。
なぜなら、トランスジェンダーであり、悪魔信仰者であり、無政府主義者だから。後者2つの属性が凶悪すぎである。
注目を浴びているのは、アメリカ・ニューハンプシャー州で活動する無政府主義者、アリア・ディメッゾ氏。
9月の第2週、「F**k the police」という強烈なスローガンを掲げながらも、チェシャー郡の保安官として立候補し、共和党の指名を獲得したことが報じられた。
さすがにディメッゾ氏本人も負けると予想しており、今回の予想外の勝利について「選挙システムが完全に、絶望的に壊れていることを証明している」と語っていたという。あくまで話題作りとして立候補したにすぎなかったようだ。
保安官の選挙は日本と同様、投票所へ市民が足を運んで投票が行われる。
彼女は常に自分がどんな人間であるかを率直に伝えてきたと主張しているが、彼女が勝ったという事実は、いかに有権者が無知であるかを物語っていると語っていた。
また、「郡内で最も強力な法執行機関のポジションに指名されている人物について何も知らなくても、何千人もの人々が投票ブースに足を運んで投票できるシステムは破綻している。」と話しており、選挙キャンペーンのウェブサイトでは今回の勝利について怒りを訴えていた。
選挙の状況はというと、他の候補者は数百票に満たない中、ディメッゾ氏の得票数は4211票となり、圧倒的な差で打ち勝った模様。次に対抗するのは、現職の民主党議員となっている。
また、指名を受けたにも関わらず、その後の会議やイベントには出席しなかったとのこと。これは選挙キャンペーンに悪影響を引き起こすが、仮に勝てなかったとしても、彼女の主張ははっきりと市民に示せたこととなる。
最後にディメッゾ氏は、ブログにてこのように語っていた。
「有権者の75〜80%は「平均的な有権者よりも政治についてよくわかっている」と主張していますが、彼らは誰に投票しているかについては全くの無知だった。これらの人々が、あなたを誰が支配するかを決定しているのです。」