ベンチに座ってちょっと一服…、とただリラックスしていただけなのに、予期せぬ悲劇に見舞われてしまった高齢女性の映像が話題となっている。
ゴミ収集車のアームがベンチに!
事故が起きたのは7月29日のこと。
米ニューヨーク州ロチェスターのダウンタウンにあるベンチに、タバコとコーヒーを持って腰掛けたのはニコラ・ハッスルバイさんだ。その後、目の前に停まったゴミ収集車のアームがベンチ横にあるゴミ箱に伸びるのを特に気に留めることもなくくつろいでいた。
だが、そのアームがベンチの脚に引っ掛かり、ニコラさんはベンチごと持ち上げられ放り出されてしまったのだ。
幸いにも目撃者の男性がゴミ収集車の運転手に即座に訴えたため、運転手はすぐさま降りてきてニコラさんに手を差し伸べた。
なんとか立ち上がったニコラさんだったが、ワンピースの裾がベンチに挟まっておりまたすぐに転倒してしまう。この件で、病院で診察を受けるほどではなかったものの、ニコラさんにはあざや傷ができてしまったそうだ。
動画の存在で事故が明るみに
事故から約1ヶ月半が経過した今月、この動画が拡散したことで今回の事故が明るみになった。
ニコラさんは動画が残っていたことに感謝しており、弁護士との話を進める構えを見せている。運転手の男性はすでに辞めているとのことだが、運転手の退職理由と今回の事故とは関係ないという。
ニコラさんが軽傷で済んだのは何よりだが、「これは絶対に訴えるべき」「危なすぎる」「運転手の不注意だ」との声が相次いでおり、これに対し市は今後の再発防止に努めるとの見解を示している。
参照元:NewYorkPost、YouTube