エキサイトバイクかよ!!
道路沿いに住む人につきものなのは、バイクやトラックの騒音。承知の上で住んだとしても、なかなかのストレスになるものだ。
だが、今回の男性はどうしても耐えきれなかったらしく・・・強硬手段に乗り出したようだ。
今年1月、マレーシアのとある町にある公道に、何者かによっていきなり減速帯が作られたことが地元住民の話でわかった。道路にはアスファルトで11個も山状の減速帯が作られており、自治体に無許可で行われたと見られている。
この画像はマレーシア国内のSNSで拡散され、大きく問題視され、地元警察も出動する事態となった。
捜査の結果、なんと作ったのは道路のすぐ脇の家に住む男性。ノル・ムハマッド・ロスラム・ハルンさんという40歳の男性で、「車やバイクの音が私の睡眠を妨げている。すごくストレスがたまっていて、健康上にも問題がでている。」と主張している。
減速帯は手作業で作ったというが、もっと平らにするつもりが予想以上に早く固まったために大きなコブになってしまったそう。これにより車が全く通ることができなくなり、地元住民からも不満の声が上がっていたという。まるでエキサイトバイク(モトクロスのバイクレースゲーム)である。
警察からは減速帯を取り除くよう命じられ、ブルドーザーの運転手を雇ってすべて撤去したとのこと。
減速帯を作るのに、人件費として約3万円(1080リンギット)もはたいたとのことだが、それも無駄となってしまい、騒音問題は解決しなかった様だ。
ムハマッドさんに安眠できる日が来るのはいつになるのやら・・・。
参照元:The Brudda、Facebook