試合後に相手選手に殴りかかる
先月、米ユース女子バスケの試合で母親に指示され相手選手に殴りかかった選手には国内外から批判の声が寄せられ、また彼女の元NBA選手の父親が謝罪コメントを発表する事態に陥った。
しかし、またもや米高校男子バスケの試合の後に事件が起きてしまったという。
この日対戦していたネバダ高校とカーライル高校は、ネバダ高校が72対47で開幕戦の勝利を収めた。
Meanwhile in High School basketball 😳
(h/t @Trackhound11 )
— NBA Central (@TheNBACentral) December 1, 2021
そして、互いの健闘を称えるために試合後には両チームの選手同士が握手を交わすのだが、そこでカーライル高校のカーター・プレノシル(17)がネバダ高校の選手に殴りかかったのだ。
17歳少年の逮捕に衝撃が走る
差し出された手を無視し、突然みぞおちや顔面にパンチを食らわせ、その後も倒れた選手を何度も殴っているのが見て取れる。驚いたチームメイトたちが2人を引き離す様子が動画にはおさめられているが、この悪質な行為は当然ながら許されるものではなかった。
被害にあった選手は脳震盪や口のあたりを4針縫う怪我をしており、この一件は刑事告訴されることとなった。そして、警察は調査に乗り出し、プレノシルは逮捕され重罪で起訴されることとなったのである。
現在プレノシルは保釈されているものの、今月13日に法定に出廷し、そこで有罪となった場合は最高10年の懲役刑に直面する可能性もあるということだ。試合中に気に食わないことがあったのか、はたまた試合に負けた腹いせだったのか動機は不明だが、これまで頑張って積み上げてきたものを自らの手で奪ってしまったことに後悔してもしきれないだろう。