世界に珍しいお祭りは数多ある。
今回ご紹介するのは中米・エルサルバドル共和国の復活祭にまつわるイベント。なんと路上で住民たちがムチで打たれまくる奇祭だ。
悪魔に囲まれ、ムチでバンバン打たれる奇祭!
このお祭りはエルサルバドル共和国の首都サンサルバドルから北に50マイル(80km)ほど離れたテキステペケという町でイースター(復活祭)に合わせ開催されている。
コロナ禍により2年間中止されていたが、今年ようやく再開できることになった。
宗教色の強い奇祭
このイベントは善と悪の普遍的な闘いを模しているそうだ。
まずは、悪魔に扮した人たちとイエス・キリストの格好をした男性がミサを開く。ミサが終わると、路上でこのムチ打ちが始まる。
タルシギネス(悪魔の人という意味)と呼ばれる役者たちが路上を練り歩き、人々にムチを打ってゆく。
このムチに打たれると自分の犯した罪が償われるという事のようだ。
この儀式を見るために、エルサルバドル各地から多くの人々がテキステペケを訪れる。
edamame.でも奇祭といえば、メキシコの”メガボンバー爆弾祭り”、イギリス名物『嫁担ぎレース』、チーズ転がし祭り2018等をご報告させて頂いている。
これらよりは、いくぶん宗教色が強い奇祭ではある。
ムチで打たれることで、自分の日頃の悪行が償われるならば、喜んで打たれる人も多いかもしれない。
でも映像を見るに、かなり本気のムチ打ちで激しく痛そうである。個人的には周りで見て楽しんでいたいと思う。
参照元:Metro