【力学をフル活用!】大麻密輸方法があまりにも原始的過ぎて逆に斬新!

事件

原始的過ぎる!

2017年2月14日、米・アリゾナ州、メキシコとの国境付近で包装されたマリファナを発見したと、米国税関国境保護局が発表した。

今までにも、ドローンや空気砲など、さまざまな方法でメキシコからアメリカへ、麻薬の密輸入が繰り返されてきた。

しかし今回の密輸には、とんでもなく原始的な方法が使われたとしてネットを賑わせている!

こちらが、今回のとんでもなく原始的な密輸に使われたという機械!

ん?何だコレ?そう思われた方も多いのではないだろうか。筆者もその一人だった。

地元ニュースでは、この機械を「カタパルト(catapult)」と報じている。それが国境を区切るメキシコ側のフェンスに取り付けられていたのだ!

カタパルトとは、

古代中国やヨーロッパの戦いで使われていた、てこの原理を利用して石などを飛ばす古代兵器

である。

↓こんなの。日本でいう投石器だ。


つまり、投石器を利用し、マリファナをフェンスの向こう側、アメリカに投げ込もうとしていたのだ!実際に、その投石器には約21kgのマリファナが取りつけられていた。

↓今回の事件のものではないが、こちらが21kgのマリファナ。かなり多い!


ドローンや空気砲などの最新技術が密輸に使われている中での、古代兵器の使用。確かに、そう考えれば原始的過ぎる!!!!

しかし、こんなに大きなものを取り付けたら、すぐにばれるに決まっている。原始的だとしても、もっといい方法はあっただろう。

ちなみにネットの反応は?

「私はこの投石器をアメリカ側に付けて、不法入国者を送り返すために使えばいいと思うわ!」

不法入国者排除を掲げるトランプ大統領支持者なのか、ブラックジョークをかます人もちらほら。

↓実際に国境を越えている人たち。

Two men scale the border fence into Mexico near Douglas, Arizona, in 2009

「(トランプ大統領が建設する)壁が(密輸が無くなるのを)助けるでしょう。」

確かに、本当に壁が作られれば、投石器なんて歯がたたない!

密輸は終わらない…

この投石器はその後、解体されたようだ。一度でいいから、壊される前に、実際に使われているとこを見てみたかったのは私だけだろうか。

これまでにも、様々な方法での麻薬の密輸入がニュースになってきた。もし本当に壁が作られたとしても、新たな密輸方法が開発される。そんないたちごっこになりそうな気もする。

本当に壁を作ることが解決策になるのだろうか。トランプ大統領にはちゃんと考え直してほしいものだ。

参照元:U.S. Customs and Border ProtectionTwitter[1][2]instagram wikipedia

あなたにおすすめ

記者紹介記者一覧

マル太

身長185cmのうどの大木。最近、筋トレはまってます。プロテインはバニラ味よりチョコ味派。好きな食べ物はささみフライ。はまった言葉は、「どうにかなるさ」。基本休日はボーっとしている大学生です。

この人が書いた記事記事一覧