ペルーに行ったらレインボーマウンテンにいこう
これだけテクノロジーが発展した時代に住む人間でも、いまだ自然の神秘やパワーに圧倒される。これから先もそれは変わらないだろう。どれだけ人間の知能が進化しても天然の産物を越えることは並大抵のことではない。
ところで、ペルーといえば真っ先に天空都市マチュピチュが思いつく。
しかし、今回私が紹介したいのは南米ペルーのアンデス山脈にあるレインボーマウンテンこと『Vinicunca Mountain(ヴィニクンカ山)』。その名の通り、カラフルな山なのだ。この山がカラフルなのは装飾されたからではない。地層がむき出しになりカラフルな色を見せてくれているのだ。地層がカラフルな理由はどうやらミネラルが関係しているようだ。
これがレインボーマウンテンの姿。山が赤、青、ターコイズ、オレンジ、黄色、ミドリ…と、サイコな色合いに染まっている。
レインボーマウンテンにたどり着くにはクスコを早朝に出て、3時間ほど車に揺られ、さらに往復5時間ほどトレッキングする必要がある。マチュピチュに行くのも大変なのは有名だけど、こちらもなかなかハードな旅だ。
レインボーマウンテンの山頂は5,100mと普通に富士山(標高3,776m)の標高を超えている。なるほど、ハードな旅になるわけだ。
つらい旅を乗り越えた先には自然が作り出したとは思えない美しい絶景が待っている。日本人観光客はみんなマチュピチュに行くので、このレインボーマウンテンはまだまだ未開の地。人と違うところを旅したい人にはもってこいの場所だ。
ちなみに、自力でここにたどり着くのは大変なので宿泊地クスコで現地ツアーに入るのがおすすめ。往復送迎に朝食、昼食、山へのエントリーチケット込で90ソル、日本円にして2,700円程度でツアーに参加できる。この絶景が見れてこの価格はリーズナブル。
まだまだ人生に冒険が足りていない人、ペルーのレインボーマウンテンはいかがだろう。