クリスマスの装飾品で自慰行為をしてはいけない理由を英国の産婦人科医が明かす

カルチャー

クリスマスの飾りやお菓子を目的外に利用する行為は危険!

イギリスのとある医師がクリスマスの時期にオーナメント(飾り、装飾品)を体内に挿入してオナニーすることの危険性を警告し、SNS上で話題になっている。
警告を発しているのは、婦人科医のサラ・ウェルシュ医師。彼女はイギリスのニュースサイト”NeedToKnow.Online”に

”クリスマスのオーナメントでオナニーするのはお勧めできない”

と語りその理由を挙げた。装飾品を目的外の事に使用してクリスマス気分を盛り上げようとする行為は、著しく健康を害するようなのである。

コンドームブランド『Hanx』の共同設立者でもあるウェルシュ医師は、

”クリスマスオーナメントには鋭利な部分が多く、脆く挿入後に壊れやすいものもあり痛みや外傷を引き起こすリスクが高い。そして当たり前ですが、膣や腸には適していないものなのです”

と警告する。

さらに、

”キャンディーやケーキ、ビスケット等クリスマスの関連の菓子類を挿入することも同様に危険である”

と話している。これらの行為は膣や腸内の常在微生物(細菌、古細菌・ウイルスなど)の繊細な生態系を乱す要因となり、感染症を発症する原因となりかねないという。

”装飾品”を体内に挿入してしまう人々

このウェルシュ医師の真摯な警告を聞いて、”そもそもそんな事をする人がどれくらいいるのか?”という疑問を持つ方は多いだろう。

しかし、イギリスの”National Electronic Injury Surveillance System”(全英電子傷害監視システム)の集計によると、25歳から64歳の人が「装飾品」を体内に挿入したケースは2021年だけで13,213件(!?)もあったという。想像以上に一般的なことのようなのである。

ちなみに、”National Library of Medeicine”(国立医学図書館)に公開されている過去の具体例を挙げると、七面鳥の調理器具やガラス製のボール、キャンディケイン(ステッキの形のキャンディ)等を体内に挿入した例などがある。

ウェルシュ医師は、こうした祝祭的な異物を使ってオーガズムを得ようとする行為は「自己エロティシズム」を満足させようとすることに起因するのではないか、と推測してもいる。

勿論自己満足を得るためにどんな物を使おうが自分の勝手であり、医師の警告は大きなお世話である。しかし、上に掲げた例はそのほとんどが長期入院を余儀なくされてしまっている。

この心浮き立つ時期、病院で長期間過ごす事態を避けたい方はウェルシュ医師の警告を心に留めおいたほうが良さそうだ。

参照元:NewYorkPosttwitterNational Library of Medeicine

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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