“巨乳”のせいでテーマパークの入場を禁止された女性モデルが屈辱を受けたと語る

カルチャー

テーマパークには不適切な恰好?

胸の谷間が露わになった“クロップトップ”を着てテーマパークへ入場しようとした女性が入場禁止を言い渡された。その時の彼女の服装は、他の多くの女性が着ていたものとさほど変わりはなかった。彼女は自分の胸が“大きすぎる”がゆえに、従業員から「性的に扱われ」「差別された」と憤慨している。

彼女はアメリカ・フロリダ出身のモデルで、Instagramに170万人ものフォロワーを持っているホイットニー・ペイジ・ベナブルさん。

その日、彼女はフロリダのオーランドにある、ユニバーサル・スタジオ・フロリダ(Universal Studios Florida 略称USF)を友人と共に訪れていた。ホイットニーと彼女の友人は、テーマパークに入るのをワクワクしながら待っているところを自撮りしている。しかし、彼女は入り口で入場を拒否されてしまう。

「施設に入場したいなら、胸の谷間を隠さないといけない!」

とホイットニーさんは従業員から言われたそうだ。

この日、ホイットニーさんは白いクロップトップとミントグリーンのショートパンツを着用していて、人目を惹く恰好なのは確か。しかし、この動画が撮影された時の季節は夏で、他の多くの女性も似たような服装をしていた、と彼女は主張している。
映像の中では、彼女がこう言っているのが聞こえる。

「私の恰好はユニバーサルにふさわしくないと、今問題になっているの。」
「他にもスポーツブラのような上着を着ている人を見かけるけど、私だけもっとふさわしい上着に着替えないといけないみたい。」

最終的に、彼女は友達が車の中に持っていた上着をスポーツブラの上に着ることで、何とか入場することが出来たそうだ。

テーマパークでのドレスコード問題

数カ月後、この出来事を振り返って、ホイットニーさんはこう語っている。

「胸の大きさを理由に差別されたような気がします。他の人が見ているのに気づき、とても恥ずかしくなりました。屈辱的でした。」
ホイットニーさんは、従業員から自分が標的にされているようにも感じたという。「小柄な女性は好きなものを着れて、大きな胸の女性は性的なものとして扱われるのは差別的だと思うわ」とも。

こういった“テーマパークでのドレスコード問題”は、昨今欧米では盛んに取り上げられ議論となっている。
当サイトedamame.でも、テーマパークで警備員に服装を注意され抗議した女性が今後5年間出禁米ディズニーランドでこの格好はドレスコード違反!?という記事を掲載しており、さらにパーク側の対応を逆手にとった、無料Tシャツをもらうためわざと不適切な服装で夢の国へ、という裏技的な手まで出てくる始末である。

どんな服装を不快と感じるかは、周りの環境や人の感じ方によって千差万別であり、唯一の正解というものはあり得ない。だからこそ、夢を売るテーマパークでは施設側の対応の“センス”が問われるところ、と言えるだろう。

なお、ユニバーサル・スタジオのウェブサイトによると、現状のところ『不適切または不快と判断される衣服ではパークに入場できません』との記載があるのみのようだ。

参照元:DailyMailinstagram.com

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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