インドの街中でサルが子犬を”誘拐”する瞬間が撮影され話題に

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サルが子犬を誘拐!?

インドの街のど真ん中でサルが子犬を小脇に抱えたまま、屋上から屋上へと飛び移る様子が目撃された。
まるで映画「キングコング」のミニチュア版のようなその光景は、背後にどんなドラマがあったのか?と想像を膨らませるもので、世界的に話題となっている。

この光景が目撃されたのは、インド・ラージャスターン州の州都であジャイプール市の街中。今月の18日、街中のビルの2階の窓から子犬を抱えて庇へと逃れたサルが広場から目撃された。サルはその後、子犬を小脇に抱えたまま、隣のバルコニーへ飛び移り何処かへ去って行った。
子犬は猿にがっしりと掴まれなすすべがないように見える。

映像では、聴衆の一人がこのサルの逃避行を笑うところでカットされていて、子犬とサルがその後どうなったかは不明のままである。

サルと犬の凄惨な過去

一見、昔話の一コマのような映像でその背景に想像が膨らむが、実際の所この映像の背景には凄惨な事情があるようだ。

ここジャイプール市には巨大なヒンドゥー教寺院があり、そこには猿の大群がいて「モンキーテンプル」と呼ばれている。しかし、ここにいるサルたちは頻繁に人のものを盗むため、観光客は距離を置くようにと旅行サイトなどでは警告がなされている。

この地域のサルたちは手厚く保護されていて、警戒心が薄くフレンドリーで遊び好きであるという。しかし、こと犬に関しては凄惨な過去がある。ここジャイプール市の近くマハラシュトラ州では、2年程前に2匹のサルが復讐のために約250匹の犬を殺害したという事件があった。この2匹のサルは自分たちの赤ちゃんを殺した犬への報復として、犬たちをビルや木の上まで引きずって落とし、惨殺したと考えられているという。

ヒンドゥー教において、サルは神の使いと信じられていて保護されている。そのため、このサルは人を恐れることはなく人間と長い間共存している。当サイトedamame.でも過去に”旅立つ主人に別れのキスを。飼い主の葬儀に参列したサルの悲しみの姿に涙”という記事で人間とサルの心温まる交流をご報告させて頂いている。

人間と動物、そして動物たちの関わりは心温かくもあるが、時に凄惨な物になることもあり、一筋縄ではいかないものだ。
この地域で犬を飼っている方は、サルの行動には細心の注意が必要と言えるだろう。この子犬が無事であることを祈りたいところだが・・。

参照元:NewYorkPostYoutube

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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